君のオススメ


手放しに楽しいと思わせてくれる人がいる
聴いたことのない曲を
その人の言葉で声で聴かせてくれる人がいる
それが、こんなにも救いになるなんて

これが上手くいかなかったら全部終わり
そんなことは全然無くて
ひとつ上手くいかなくて 失敗して
恥をかいて 嫌われたって
1日はちゃんと終わるし
家もあるし寝る場所もある
全部が終わるわけじゃない
だって私は主人公だから!

オードリー若林さんの
エッセイ(文庫版)を読んだ
ますますこの人のことが好きになった
ひとつひとつにちゃんと躓いて 考えて
クソだと思ったり人を好きになったり
こんなに熱量があって 素直で 純粋な
人間らしい人になりたいと本気で思った

君の好きなあれこれにも
わたしの好きな人にも物にも
いつか終わりがくるってこと
みんな本当にちゃんと知ってるの?
私はちゃんと知ってるのかな
終わりは嫌い
急に特別なものに見えて キラキラして
今までの嫌だったことも
めんどくさいと思ったことも
それですら愛おしいなんて
そんなことってある?
戻りたい時代がどんどん増えて
私はいつになったら今を楽しめるのだろうか
こんな風に生きるのは
多分悲しいことなのに

色んなものをなぞって真似してコピペして
毎日を乗り切ろうだなんて、甘い
その場しのぎで乗り切れるのは
所詮その程度のこと
Yahoo知恵袋で教えてくれることが
真実なんてこともない

もうすぐ卒業
その先はまだ決まってないのに